最終更新日:2026/08/23
FAQ
よくあるご質問
Q. 最低賃金で働いている社員がいなくても、最低賃金は交渉の根拠になりますか?
なります。ただし説明の仕方が重要です。最低賃金は賃金の下限を定めるものですが、下限が上がれば、その上で働く社員の賃金も連動して引き上げざるを得ません。「最賃が上がったから」ではなく、「最賃が4.59%上がることで、当社の賃金水準全体がこれだけ押し上げられる」という形で、自社への影響額まで示すことが必要です。
「モヤモヤ」を「ワクワク」に変えるヒント:「うちには関係ない」と思った瞬間に、使える武器を1つ手放しています。まずは自社の賃金テーブルの一番下と最低賃金の差を確認してみてください。
Q. 発注者リストはどこで見られますか?取引先が載っていたらどうすればいいですか?
中小企業庁のサイトで公開されています。「中小企業庁 価格交渉促進月間 フォローアップ調査」で検索してください。掲載されていた場合も、その区分をそのまま交渉で持ち出すことはおすすめしません。あくまで自社が交渉に臨む際の心構えや、切り出し方を考える材料としてお使いください。
「モヤモヤ」を「ワクワク」に変えるヒント:相手を追い込む材料ではなく、こちらの不安を減らす材料だと考えてください。「言い出しにくい」が「言ってもいいんだ」に変わるだけで十分です。
Q. 大阪の会社ですが、埼玉県のツールを使っても大丈夫ですか?
県外の企業でも無料でダウンロードして利用できます。主要原材料1,422品目の値動きに加え、業種別の現金給与総額や都道府県別の最低賃金といった労務費データも扱えます。都道府県別のデータが入っているため、大阪の企業が大阪の数字を取り出すことも可能です。
「モヤモヤ」を「ワクワク」に変えるヒント:「自分の県のものじゃないから」と遠慮する必要はありません。使えるものは使う。それも経営判断のひとつです。
Q. 原価の内訳を全部見せてほしいと言われたら、応じる義務はありますか?
すべてを開示する義務はありません。価格の根拠を示すことと、原価構造をすべて明かすことは別の話です。「労務費が○%上昇したため、単価に○%反映をお願いしたい」というように、上昇率で説明すれば、自社の利益構造を守りながら根拠を示せます。
「モヤモヤ」を「ワクワク」に変えるヒント:断りにくいと感じたら、「率でお示しします」と先に提案してみてください。開示を拒むのではなく、別の形を提示するほうが関係を壊しません。
Q. 9月の価格交渉促進月間に、具体的に何をすればいいですか?
この月間は、交渉を切り出すための「公式の口実」として使えます。「国が価格交渉を推進する月間ですので、一度お時間をいただけませんか」という形で、値上げの話をする場そのものを設けやすくなります。まずは資料を揃え、面談の申し入れをするところまでが現実的な目標です。
「モヤモヤ」を「ワクワク」に変えるヒント:いきなり結論を出そうとしなくて大丈夫です。「今回は話ができた」だけでも、次につながる大きな一歩です。







