最終更新日:2023/08/13
クライアント 各位
先日、大阪府中小企業診断士協会が主催のセミナーに登壇させていただきました。
テーマは、「顧客に求められる新規事業の創り方」として、新規事業がなかなかうまくいかない組織と人とアイデア創出についてお話させていただきました。
セミナーは、平日夜間ですが、完全オンラインで開催されているにも関わらず100名近くの参加者でした。ほとんどの参加者は、自宅からリラックスした雰囲気で参加しておられましたのでこちらもいつもよりリラックスしていろいろなお話をさせていただくことができました。
参加者のみなさんとは、ZOOMのチャット機能を使ってコミュニケーションをしたのですが、積極的に書き込んでくださったおかげで、企画していた通りとてもインタラクティブな内容とすることができました。一番印象に残ったのは、「新規事業開発のボトルネックは?」の質問に対して、組織構造や組織文化の問題を挙げられる方が多かったことです。ビジネスアイデアの提案者、決裁者それぞれに言い分があり、どちらが正しくてどちらが間違っているとは言えないはずです。このような問題の原因には、情報の非対称性が大きいのではないかと考えています。
情報の非対称性とは、特定のテーマに関する情報の質や量に違いがあることです。提案者は、ユーザーインタビューなどを実施することで市場の反応やアイデアの手ごたえを強く感じているでしょう。一方で、決裁者は、経営層の考えや他部門との連携・シナジーなど広い視野で判断をしていることが多いのも事実です。この違いによって、なかなか前へ進まないのではないかと考えています。
本セミナーでは、そのような質問に答える形でいくつかの解決策を提案いたしました。
また、機会があれば、どこか別の場所で私たちの考え方を共有させていただきたいと思います。
もし、ご興味がおありでしたら・・・(ZOOM対応可能)お気軽にお問い合わせください!
大阪や、堺市内を中心に、新規事業開発支援、経営戦略策定支援、SDGs運用支援、ビジネス・コーチングなど多様なテーマでご依頼頂いています。
中小企業診断士 山本 哲也