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【保存版】コーチングとは何か?01 実践編「モヤモヤ」を「ワクワク」に変える伴走支援

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【保存版】コーチングとは何か?01 実践編「モヤモヤ」を「ワクワク」に変える伴走支援

最終更新日:2026/01/12

こんにちは。
大阪・堺から「経営のモヤモヤをワクワクに」変える、ビジョン実現パートナーの山本哲也です。

今回のテーマは、とてもシンプルですが奥が深い問いです。
「コーチングとは、いったい何なのか?」

経営者やビジネスリーダーの方とお会いするたびに、よく心の中で次のように感じます。

・この考え方は、コーチングを活用すれば一気に加速しそうだ
・この方には、先にコンサルティングで仕組みを一緒に整えた方が良さそうだ
・このテーマは、1on1のコーチングと相性が良いな

一方で、同じ方々から、こんなお声もよくうかがいます。

「コーチングに興味はあるけれど、正直、何をしてくれるのかよく分からないので、一歩を踏み出しにくいんです」

「よく分からないもの」に時間とお金を投じるのは、たしかに難しい決断です。

そこで本コラムでは、

・コーチングとは何か
・どのような場面で活用できるのか
・受けると何が得られるのか

について、できるだけ分かりやすく整理してお伝えしたいと思います。
2回シリーズの初回として、「実践編」をお届けします。

「コーチングって何ですか?」

少し前、コーチ仲間に、私自身の悩みを打ち明けました。

「クライアントさんから
『コーチングセッションとは、何をどのように提供してくれるのですか?
どんな成果が期待できるのですか?』
と質問されました。
一言で説明するには、どうお答えするのがよいのでしょう?」

すると、その友人もこう話してくれました。

「実は私もいつも説明に悩みます」
「『すでにコーチングを利用している人に聞くのが一番早いのでは』と思ったこともあります」

ところが、周囲でコーチを雇っている方々は、

・すでにコーチングを深く理解している
・自らコーチングを学んでいる

といった方がほとんどで、「これから初めて利用してみたい方」とは少し状況が違うのです。

このやり取りを通じて、あらためて感じました。

「コーチングをうまく活用するには、最低限の“コーチングのイメージ”が必要なのではないか」

だからこそ、まだコーチングを体験したことはないが、少し関心がある方に向けて、できるだけ実務に即したかたちで整理してお伝えしたい。
それが、この「保存版コラム」を書こうと思った理由です。

「モヤモヤ」を「ワクワク」に変えるための対話

経営者・リーダーとして日々奮闘していると、次のような「モヤモヤ」に出会うことはないでしょうか。

・新しい取り組みをしたいが、イメージが曖昧で動き出せない
・やるべきことは分かっているのに、なぜか行動が続かない
・組織やチームを良くしたいが、どこから手をつけるべきか判断しづらい
・数字のプレッシャーと、経営者としての想いとの間で揺れている

多くの方は、このようなモヤモヤを「頭の中だけ」で長い期間考え続けておられます。

コーチングは、そのモヤモヤを

「では、まずここから取り組んでみよう」
「これなら、自分らしく前に進めそうだ」

という具体的な一歩に変えていくための、「落ち着いて考え、言葉にし、整理するための対話の場」だとお考えいただけるとイメージしやすいと思います。

コーチングで扱うテーマは、意外と“身近なこと”

「コーチングで扱うテーマ」と聞くと、人生の使命や壮大なビジョンのような、遠い世界の話をイメージされるかもしれません。

もちろん、そうしたテーマを扱うこともありますが、実務の現場では、もっと日常的で現実的なテーマも数多く対象になります。

たとえば、次のようなテーマです。

ビジネス・事業のこと】
・新規事業や新サービスの構想を整理したい
・粗利益や収益構造を見直し、将来の不安を減らしたい
・次のキャリアの一歩(独立、承継、社内昇進など)を決めたい

【組織・人材のこと】
・管理職やリーダー層を育成し、自分の「ひとり親方状態」から卒業したい
・チームの雰囲気・風土を変えたい(言いたいことが言える場にしたい など)
・後継者や右腕となる人材の成長を、計画的に支援したい

【ご自身のこと】
・タイムマネジメントが後手に回り、常に「やらされ感」がある
・プレゼンや対外的な場面で、もっと落ち着いて自分の考えを伝えたい
・仕事と家庭・プライベートのバランスを整えたい
・イライラや不安、焦りと、もう少しうまく付き合いたい

最初からテーマがはっきりしていなくても、まったく問題ありません。
多くの場合、最初の一言は「なんとなくモヤモヤしていて…」というところから始まります。
そこから対話を通じて、コーチと一緒に「今回扱うテーマ」や「目標となる状態」を言葉にしていきます。

「中小企業診断士 × 国際コーチング連盟認定コーチ」だからこそ提供できる価値

『コーチング』と一口にいっても、取り扱うテーマやクライアントによって、いくつかの分野に分けることができそうです。

・人生全般を扱う「ライフコーチ」
・経営者・幹部向けの「エグゼクティブ・コーチ」
・社内1on1や人材育成を支援するビジネスコーチ など

私たちの場合は、

「中小企業診断士としての経営・事業の専門性」 × 「国際コーチング連盟認定コーチとしてのプロフェッショナル基準」

を組み合わせ、経営と人・組織の両面を視野に入れたエグゼクティブ・コーチングを行っています。

たとえば、次のようなテーマを同時に扱います。

・新任リーダーが、就任後100日で何を優先すべきか整理する
・長年会社を支えてきた幹部の「キャリアの最終章」を一緒に描く
・財務に苦手意識のある経営者とともに、お金の不安を一つずつほどいていく
・リストラ・配置転換などで揺れる社員のキャリアと心のケアを支援する
・「この会社をどんな場にしたいのか」という経営者の想いを言語化し、組織に伝わる形に整える

ここで大切にしているのは、次の点です。

・一方的に「正解」を押しつけるコンサルタントにはならない
・かといって、「答えはすべてあなたの中にあります」とだけ伝えるコーチにもとどまらない

経営計画や数字といった「合理性」と、経営者ご自身の想い・価値観・こだわりといった「情理」の両方を尊重しながら、「コンサルタントとコーチ、それぞれの良さを活かした伴走者」として、横と後ろから支える。
これが、私たちが目指しているスタイルです。

コーチングセッションの基本的な流れ

「実際のセッションでは、具体的に何をしているのですか?」
このご質問もよくいただきます。

1回のセッションは、通常60〜90分です。
構成はおおよそ、次のようになります。

1.前回からの振り返り・近況共有
「前回以降、どのような出来事や変化がありましたか?」
「気づいたこと、印象に残っていることは何ですか?」

2.前回決めた行動の確認
「決めた行動にどのように取り組まれましたか?」
「やってみて、どのような学びや発見がありましたか?」

3.テーマやゴールの合意
「今日、この時間を使って一番話したいことは何でしょうか?」

「今日のセッションが終わるとき、どんな状態になっていたら良いでしょうか?」

最初に、『これから私たちは何について言語化し、考える時間を共有するのか』について共有・合意します。これは、コーチングセッションが目標達成のための有意義な時間とするための、もっとも大切な儀式です。これができれば、ゴールは目前なのです。

ところが、実は、セッションの途中でテーマやゴールが変わってしまうことが、しばしばあります。なぜなのでしょう。おそらく、私たちにとって、頭で考えていることもやもやしていることの言語化はそれだけ難しい作業なのだと思います。

4.テーマについての対話・整理・深掘り
質問や要約、視点の提示などを通じて、考えを整理し、選択肢を広げていきます。私の場合は、必要に応じて、経営・組織面の情報提供などコンサルティング要素も織り交ぜています。

5.次の一歩(行動計画)の合意
「次回までに、どのような一歩を踏み出しましょうか?」
「その一歩を実現するために、何が支えになりそうでしょうか?」

重要なのは、「話してスッキリして終わり」ではなく、「行動に落とし込む」ことです。
たとえ小さな一歩でも、行動が変わることで、現実が少しずつ動き始めます。
その積み重ねが、半年後・一年後には大きな変化につながっていきます。

コーチングセッションの成果は?

ここまでお読みいただいても、
「なんとなくイメージはつかめてきたが、まだ少し“つかみきれない”感じがする」
という方もいらっしゃると思います。

正直なところ、私自身も初めてコーチングセッションを受けたとき、その価値をすべて言葉で説明することはできませんでした。

それでも、最も近いと感じた表現は次のようなものです。

人と話しているときに、ふっと“上からアイデアが降りてくる”ことはありませんか。「今、話していて思ったんだけど・・・」

まさにあの瞬間、あの感触が、意図的に起こりやすくなるのが、コーチングセッションの価値の一つかもしれません。

コーチは、魔法の答えを持っているわけではありません。
しかし、適切なタイミングでの問いかけや整理を通じて、ご本人の中に眠っていた視点や言葉が、ふっと立ち上がってくることがあります。

その「はっ!」とする感覚。
これを何度も積み重ねていくことで、

・判断が早くなる
・腹落ちした意思決定ができる
・自分の軸がはっきりしてくる

といった変化が生まれてきます。

まとめ:一歩踏み出してみたい方へ

もし、ここまでお読みいただき、

・一度、頭の中を整理する時間を取ってみたい
・モヤモヤを言葉にしてみるだけでも価値がありそうだ
・「はっ!」とする感覚を、自分でも体験してみたい

と少しでも感じていただけたなら、コーチングはきっとあなたのお役に立つと思います。

私のコーチングセッションは、初回は無料の体験セッションとしてご提供しています。

・こちらから何かを強く営業する場ではありません。
・「自分にとってコーチングは合うのか?」を実際に試していただくための時間です。
・体験後に、継続するかどうかは、ゆっくりご判断いただいてかまいません。

「コーチングに興味はあるが、まだよく分からない」
という段階でこそ、一度試していただきたいと考えています。

次回予告:コーチングと他の支援との違い

次回のコラムでは、

「私たちが提供するコーチング支援が、なぜ一般的なアドバイスやカウンセリング、そしてコンサルティングと一線を画すのか」

という点について、もう一歩踏み込んでお伝えします。

・コーチングとカウンセリングのちがい
・コンサルティングとどう組み合わせているのか
・守秘義務や倫理など、プロフェッショナルコーチとして大切にしていること

など、「境界線」と「安心して話せる理由」を中心にお話しする予定です。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このコラムが、コーチングを検討される際の一つの判断材料になれば幸いです。