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在宅勤務を推進するなら人事評価制度もアップグレードが必要ですね

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在宅勤務を推進するなら人事評価制度もアップグレードが必要ですね

最終更新日:2021/03/28

在宅勤務推進には、人事評価方法の変更が必要ですね!

最近ずっとこの手の記事を読むと「やらなあかんなぁ」と思っていることがあります。
それは、”仕事の定義の確認”です。

これまでの考え方(間違った考え方)では・・・
仕事とは:9時に始業して17時半に終業する。

この場合の最大関心事は、時間通りの出社です。
仕事内容や質、量などは二の次です。朝ちゃんと来るやつか?報告連絡相談はできるか?
・・・みたいな感じでしょうか?

そりゃ、ハイパフォーマーからクレームが出るはずですよね。お給料や処遇で差をつけて納得してもらっていますが、それもいつまでもつのか?
水は低きに流れるといいますから、退社だけではなく手抜きなんてことも起きているのではないでしょうか?

一方、新しい考え方(正しい考え方)とはどのように変化していくのでしょうか?
新しい考え方における仕事とは・・・

取り組み課題に対する成果と期日を設定して、目標内に達成する。
といった感じでしょうか?

ある程度のパフォーマンスが出せるチームであれば、こちらの方がよいアウトプットを出せそうですよね。

課題の難易度は、各人のスキルやキャリアに合わせて設定する必要があると思いますが、新人さんに対して、”大口得意先に一人で対応に行かせる”なんていうのはミスマッチが明らかですよね。

つまり一言でいうと成果主義と言うことになるのでしょうか。。。

在宅勤務においての重要な論点として、もう一つ、生産性という観点も見過ごすことはできません。

生産性=OUTPUT÷INPUT  です。

OUTPUT=成果でそれほど意見が分かれるところではないのかなと思います。売上や業務処理などが代表的なものですね。

いま、これから注目されるのは、INPUTだと私は考えています。
ではINPUTとはどのようなものでしょうか?

具体的に言うと、本人の労働時間、と本人のために費やされた周りのスタッフや上司の労働時間、そして、オフィスの家賃やOA機器などの環境資源もINPUTとして重要な要素だと考えられます。

つまり、在宅勤務では、少なくとも周りの人からのINPUTがどうしても減少しますから自然に生産性が上がるというわけです。
しかも周りの人たちは、奪われなかっINPUTを自分の仕事に投入できるわけですから一石二鳥です。

在宅勤務の生産性というと、「通勤時間が無くなる分をアウトプットに回せるからよい」とい文脈のお話が多い気がしますが、通勤時間を仕事時間にしてしまっては生産性向上とはいきません。この辺りは、注意が必要です。

この場合、期限を守れないひとは、残業をしてなんとか期日ぎりぎりに間に合わせてきます。
または、与えられた仕事を期限までに終わらせる。(1日の労働時間は長くなってもよい)

今日は、プチ断食中でエネルギーが切れ気味です。多分この文書もあとで相当なやり直しが発生しそうです(笑)
手戻りの減少も生産性にはとても重要なテーマですよね。

投入を削減できたパワーをどこへ投入するのか?投資するのか?がさらなる生産性向上に大きく影響を当る要素となるのではないでしょうか?

本日はこれくらいにしておきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。