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これを知っていればツウ!MDGs はSDGsのご先祖様だってご存じでしたか?!

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これを知っていればツウ!MDGs はSDGsのご先祖様だってご存じでしたか?!

最終更新日:2022/04/19

一言で言うと、MDGsは、SDGsの親御さんです。

MDGsは、2000年に制定され「2015年までに8つの目標と21のターゲットを実現しよう!!」というどちらかというと途上国向けの開発目標でした。
一方、2015年に制定されたSDGsは、MDGsで達成できなかった目標に加えて、先進国を含めてすべての国々を対象にしました。「豊かさを追求しつつも地球環境や人権を守ること」を重視しています。ですから、国連の全加盟国が相談してし採択された地球全体のテーマなのです。

国境という概念が生まれて以降、人類は自国の国土内はおうちの中と同じで、内政不干渉の原則を重視して、互いに見て見ぬふりをしてきました。しかし、それによって世界中で見過ごせないような問題がたくさん生まれて、大きな問題に発展してしまいました。例えば・・・森林の減少や大量のCO2の排出。難民問題、それにまつわる人権問題・・・など自国内だけでは解決できず、他国に影響が及んでしまうような多くの問題が生まれてしまいました。
その反省を踏まえ、世界中の全地球人が協力・協調して、地球規模の問題がこれ以上大きくならないように気をつけようという取り組みなのです。「このままでは21世紀で地球が滅亡してしまう。」との危機感から生まれていると言っても過言ではありません。

日本に生まれ育って、豊かさを享受してきた立場ではあるのですが・・・

個人的には、途上国の人たちがSDGsをどのように捉えているのかに興味があります。
なぜなら、これまで、環境問題や人権問題、経済格差、占領や搾取などSDGsで見直そうと言われている開発方法のすべてやりつくして、成長してきたのがいまの先進国だと思うからです。好き放題やってきて、お金持ちになって、失敗して賢くなったからと言って、いまから優等生ぶって途上国の人権問題に対して経済制裁を加えたりするニュースには非常に違和感を覚えます。
「今思えば、恥ずかしながら、自分たちもやっちゃってたけど、原因や解決策がわかったからそのノウハウを提供するね。」だったらわかるのですが・・。
せっかく世界が良い方向に進むのに水を差したいわけではないのですが、「謙虚にやりましょうよ!それでこそ“17パートナーシップで目標を達成しよう”が達成できるじゃないんですか?」と思います。

今回は、なんだか私的な雑感になってしまいました。

まとめ

  • SDGsには、MDGsという途上国向けの課題だったものが全世界の共通テーマにアップデートしたものである。
  • そして、国連で採択された、世界の共通テーマである。つまり、どこか別の場所にある遠くテーマではなく、このテーマの中に私たちが存在する。
  • つまり、普段の生活にもビジネスにも深く関わりのあるテーマである。

これは絶対にビジネスに取り入れるべきだと考えています。「あなたのビジネスにとりれるならどんな方法があるか?」を一緒に考えさせてください。

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画像の出所:相模原市WEBサイトより引用

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